一般的なリフォームが修繕・修理的な内容にとどまるのに対し、リノベーションは耐震補強や

断熱改修などを加え、既存の建物の機能や温熱・空気環境をレベルアップする、

ワンランク上の技術です。

既存のリフォームでは、そこに住む人の健康に大きな影響を与える温熱環境の改善が

全くされていません。

リノベーションでは、次世代省エネ基準をクリアする構造体の高断熱・高気密化を前提に

全館暖房・計画換気設備を装備します。屋内どこでも適切な温度と湿度が保たれ

24時間きれいな空気環境が保たれることが快適な住宅の基本条件です家族の思い出を継承し

住む人が生涯を健康で楽しく暮らしていただくために。そんな想いから生まれた公法です。






冬は寒い、夏は暑い、結露でカビがひどい、でも建て替えは・・・。

古くなってしまった愛着のある我が家を、建て替えせずに外張断熱工法で高気密・高断熱の

家に生まれ変わらせる。見た目や使い勝手が良くなるだけのリフォームではなく家の性能を

上げることにより省エネで真冬でもトイレや浴室が寒くなくなる家への再生。

施工と同時に構造チェックを行い、腐食している部分は交換・修復し構造補強を。

現在の耐震基準まで耐震性を高めます。

使用できる既存の部材は可能な限り再利用することで思い出を残すと同時にゴミを減らし

環境にも配慮。

新築ではなくリフォームのため取得税などの諸経費も軽減され建て替えの

半分のコストで再生することも可能です。


1.施工前

●築27年

一見何ともなく見えるが、夏は蒸し暑く、
冬は寒くてジメジメ。

老朽化して不快な状態。


●床下

腐食や断熱材の劣化が分かります。


土の上にはカビも確認されます。



2.解体工事

再利用できる構造材や部材を残して解体します。

構造をチェックし、腐食したものは交換し

補強、金物の補充をしながら耐震性を

現在の耐震基準へと高めます。




3.床下改修

従来の住宅の床下はほとんどが土のままに

なっています。

防湿対策がなされていないため、土台も

大抵ボロボロに腐りカビ臭さが鼻につきます。

グラスウールなどの断熱材もカビで

真っ黒になっていることが多いので

すべて取り外します。

●床下からの湿気を抑えるため、土間を整地した後

防湿シートを敷き土間コンクリートを

打ち込みます。

床を支える束も新しい物に交換します。

左の写真はコンクリート打ち込み前に

スラブヒーターの配線。



4.構造補強・耐震補強

腐食した土台や柱はすべて乾燥材に交換します。

主要な構造材には、反りや曲がり、狂いが少なく

引っ張り強度・圧縮強度の高い集成材を採用。

構造用金物も交換・補強します。


●外周部は筋交いの代わりに

OSB合板を貼ります。

強度は1.25倍になります。





5.断熱サッシ取り付け

住宅全体から逃げる熱の多くが

窓からの熱です。

窓の断熱・気密化は重要なポイント。

断熱・気密性の高い

樹脂サッシ/ペアガラスに交換します。

(地域によっては複合サッシ/ペアガラス)



6.断熱・気密工事

壁や屋根、基礎など建物全体を断熱材でぐるりと包み

(外断熱工法)、新築同様の断熱気密性を確保します。


●壁の断熱
OSB合板を貼った上から硬質発泡ウレタンボードを

貼り付けます。硬質発泡ウレタンボードの断熱性能は

グラスウールの約2倍


湿気にも強い素材です。

●屋根の断熱
壁と同様の硬質発泡ウレタンボードを貼り付けます


●基礎断熱
防蟻用の断熱材を貼り付け断熱・気密性能を

確保します。


細部の隙間がないように気密テープ・発泡ウレタンフォームで

充填していきます。





7.気密測定 終了後

断熱・気密工事を終えたら、外装、内装工事に入る前に

気密測定を行います。

隙間相当面積(C値)は次世代省エネルギー基準を

クリアしていることを確認し、お客様へご報告致します。

確認後、次の工事へと進んでいきます。





8.計画換気システム取り付け

高気密・高断熱住宅では

換気が重要なポイントとなります。

一棟一棟計算された換気システムにより

室内は常に理想的な

空気環境を維持します。



            アルデ計量換気システムとは→



9.内装工事・設備機器交換、導入

新築同様に内外装工事を行い、十分使える柱や梁、

造作部分は、クリーニングして再利用。

蓄熱式電気暖房機、電気温水器、IHクッキングヒーターなどの

電化設備機器を設置



10.完成

工事が終了したら全体の検査をした上での

お引き渡しとなります。

住まいの状態にもよりますが

工期は通常3ヶ月程度です。